大富豪、フリーセル、ソリティアなどのトランプゲームや麻雀、ナンプレの無料ゲームをプレイできるトランプスタジアム

札

トランプスタジアム収録の
ゲームルールの紹介

こいこいの遊び方
ゲームルール
- こいこい -
こいこいのゲーム画面
ゲームの紹介
 特定の絵柄の組み合わせから役を作って点数を競うゲームです。
役が揃った後も続けて別の役の成立を目指すことができるのが大きな特徴ですが、その間に相手が先に役を作ってしまうと、自分がそれまで作っていた役は無効となってしまいます。
駆け引きが面白い、和風のカードゲームです。

 他の花札ゲームにくらべて歴史はそれほど古くなく、現在では花札のもっとも代表的な遊び方になっているものです。
こいこいのゲームステータス



ゲームの概要
プレイ人数使用カード枚数
2人花札48枚
基本用語
  • ● 山札・・・場にウラに伏せて積まれた札の束。
    ゲームの進行に使うほか、ゲーム開始前には「親」決めに用いたり、参加プレイヤーの「手札」として配られます。
  • ● 手札・・・山札から伏せて8枚配られます。自分の手札は配られたら見ることができます。
  • ● 場札・・・場にオモテ向きで8枚配されます。
  • ● 親・・・ゲーム中「先手」になります。(ゲーム開始前に「めくり札」で決定)
  • ● 子・・・ゲーム中「後手」になります。(ゲーム開始前に「めくり札」で決定)
めくり札
参加プレイヤーはゲーム開始前に山札から1人1枚ずつ札をめくり、最も数の少ない月の札をめくった人が親となります。
トランプスタジアムでは、めくった札が同じ月だった時は札の格(光札>たね>たん>かす)で親を決めるようにしています。
どちらも「カス札」だった場合は改めて札を引き直します。


  • ● こいこい・・・特定の役の完成後にまだ役が作れそうと判断したときに宣言します。
    宣言されるとゲームは続行されますが、役を加えられずにゲームが終了するとそのラウンドは無得点となります。
  • ● 勝負・・・特定の役の完成後に今の役の点数で十分と判断したときに宣言します。
    宣言されるとゲームは終了となり、宣言した側は役分の点数を得ることができます。
攻略のワンポイント!
「こいこい」を宣言するかしないかの判断がこのゲームの醍醐味になります。
攻略のポイントは

● 【相手よりも早く役を作る】

● 【「こいこい」・「勝負」の判断は全体を見極めた駆け引き】です。

 まず、必要なのは相手よりも早くに役を完成させることが勝利の条件になります。
役の完成後に手札や場札から「さらに役が出来て点数が上乗せできそう」と判断できれば<こいこい>を宣言してゲームを続行します。

 ただし、ゲームの続行中に相手が役を完成させて<勝負>が宣言されると、そのラウンドは終了となり、<勝負>を宣言した側にのみ点数が入ります。
 また、<こいこい>を宣言した後に役を加えられずにゲームが終わると、こいこい宣言前の役は無効とされ、そのラウンドは無得点となってしまいます。

全てのラウンド終了時の総獲得点数での勝負となるので、場の雰囲気や役の成立のしやすさなど、ゲーム全体の見極めが重要となるでしょう。
基本ルール
「設定」で変更できるもの
こちらのゲームは「ゲーム開始前」に以下の項目の設定変更が可能です。
設定画面
※ ☑は初期設定
CPU「ランダム」のほか、攻め方にそれぞれ性格付けがされたキャラクターを選択することができます。
月数
(ゲーム数)
1月3月6月12月
月見で一杯  花見で一杯なしあり
7文以上は得点の2倍なしあり
相手こいこい時得点2倍なしあり
ゲームスピードスライドバーにて調整
手八場八に 札を配る
「めくり札」にて親となったら自分(親)と子、それぞれ手札8枚、場札8枚に配ります。

 配り方は以下のとおりです。

  • ① はじめに親は子に裏返しで4枚、場に表向きで4枚、自分に裏返しで4枚配る。
  • ② もう一度、子に裏返しで4枚、場に表向きで4枚、自分に裏返しで4枚配る。


※最後に残った札を山札として置きます。これが手八場八という配り方です。
ゲームの進め方
① まずは親を決めよう
ゲームの開始前に親を決めます。
「めくり札」で、より早い月の札を引いた方が「親」となり、もう一方が「子」となります。
めくった札が同じ月だった時はトランプスタジアムでは札の格(光札>たね>たん>かす)で親を決めるようにしています。
どちらも「カス札」だった場合は改めて札を引き直します。

「親」が決まったら「親」は続いて<手八場八>に則して札を配ります。

  • ① はじめに親は子に裏返しで4枚、場に表向きで4枚、自分に裏返しで4枚配る。
  • ② もう一度、子に裏返しで4枚、場に表向きで4枚、自分に裏返しで4枚配る。

※最後に残った札を山札として置きます。
 配り終わったら自分の手札は見ることができます。


② 相手よりも早く役を完成させよう
「親」からゲームがスタートします。
 先手のプレイヤー(親)は、「手札」にある札と同じ花・月の札が「場札」にあったら、その「手札」を場札に重ねるように出すことで、その「場札」札と「出した手札」の2枚を獲得できます。
獲得した札は自分の脇にオモテ向きに置いていきます。

 「場」に出ている札と「手札」から出せる札がない時は、「手札」からどれか1枚を「場」にオモテ向きに置きます。

 ここまで終わったら「山札」から札を1枚めくり、その「めくった札」が「場」に出ている札と同じ花・月がある時は、「めくった札と場の札」2枚を獲得できます。
ここでも、「めくった札」が「場」にない場合は、「場」にそのままオモテ向きに置き、次のプレイヤーの番となります。

※各プレイヤーは特定の役が完成するまでこの手順を繰り返していきます。


③ ゲームの終了 ‐勝敗の判定‐
プレイヤーは「獲得した札」から役が成立したら<勝負><こいこい>の宣言が行えます。

こいこい
  • ・ 特定の役の完成後にまだ役が作れそうと判断したときに宣言します。
    宣言されるとゲームは続行されます。
  • ・ 宣言した後に役を加えられずにゲームが終わると、こいこい宣言前の役は
    無効とされ、そのラウンドは無得点となります。
勝 負特定の役の完成後に今の役の点数で十分と判断したときに宣言します。
 宣言されるとゲームは終了となります。

 ゲームが終了すると、ゲーム終了を宣言した側(=役を成立させて「勝負」を宣言した側)は、役の点数を獲得することができ、もう一方のプレイヤーは仮に<こいこい>の宣言前に役が成立してい他状態であっても成立役の点数を獲得できません。

役が成立しないままお互いの手札8枚が無くなっても終了となり、この場合は引き分けとなります。
(<こいこい>の宣言後、役を加えられず、且つ相手から<こいこい>や<勝負>が宣言されずにラウンドが終了したときも引き分けです)

トランプスタジアムでは引き分けの時は親は変わりません。
ゲーム数となる「月数」分をプレイして、合計点数の多いプレイヤーの勝利となります。

★この他にも、地方によって色々とルールが違います。遊ぶ際は事前にルールをよく理解して遊ぶようにしましょう。

札の絵柄
1年を12カ月に分けて、各月ごとに4枚で花鳥風月を表す共通の図柄をとり入れています。

1月松に鶴
1月
2月梅に鶯
2月
3月桜に幕
3月
4月藤にほととぎす
4月
5月菖蒲(アヤメ)に
八つ橋
5月
6月牡丹に蝶
6月
7月萩に猪
7月
8月ススキに月・雁
8月
9月菊に盃
9月
10月紅葉に鹿
10月
11月小野道風に蛙
柳に燕
11月
12月桐に鳳凰
12月



光札
光札
短冊
短冊札
タネ札
タネ札
カス札
カス札
カス札
「化け札」「小野道風」
化け札
化け札
菊のタネ札(杯)は、化け札としてカスとして扱うこともできます。 例えばカス9枚とこの「化け札」で役【カス役】が完成します。
小野道風
小野道風
書道の三蹟に数えられる人物。「柳に飛びつこうとしている蛙を見つめる道風」は江戸時代中期の浄瑠璃がモチーフにされています。


出来役の一覧

役の一覧
出来役の一覧です。一部、組み合わせ例で紹介しています。

獲得点数(文)10文8文7文5文1文
出来役名 五光 四光 雨四光
三光 猪鹿蝶 赤短 青短
花見で一杯 月見で一杯
タネ タン カス

五光 10文
五光

四光 8文
四光

雨四光 7文
雨四光

三光 5文
三光
猪鹿蝶 5文
猪鹿蝶
赤短 5文
赤短
青短 5文
青短
花見で一杯 5文
花見で一杯
月見で一杯 5文
月見で一杯

タネ 1文
タネ
タン 1文
タン
カス 1文
カス


ページトップボタン