ホイストのルールと遊び方


ゲームの概要
プレイ人数使用するカード枚数
4人52枚

(ジョーカーを含まない)

ゲームジャンル

♠ トリック系トランプゲーム

各プレイヤーがカードを1枚ずつ出していき一番強いカードを出した人がカードを全て取る、というのを繰り返すゲームです。
カードの強さの順番はゲームによって異なります。

基本用語
  • ● 手札・・・

    各プレイヤーのカード。

  • ● 台札・・・

    各プレイヤーの「手札」から場に出されたカード。

ゲーム内での用語
スート カードのマーク(♠ ♥ ♦ ♣)のこと。
リード 順番最初のプレイヤーが最初にカードを1枚出すこと。
トリック 最初にカードを出すプレイヤーがカードを出した後、そのプレイヤーの左隣のから順番にカードを1枚ずつ出していきます。
全員が1枚ずつカードを出したら、一番強いカードを出した人が場に出されたカードを獲得となります。
この一連の流れを「トリック」と呼び、勝利することを「トリックを取る」と表現します。
攻略のワンポイント!

同じチームのパートナーの存在が非常にカギになってくる戦略性の高いゲームです。

攻略のポイントは
  • ● 【パートナーを意識する】
  • ● 【自分だけ勝つのではなく、チームとして勝利しよう】です。

場に出された「台札」の強さを競うゲームですが、個人戦ではなくチーム戦のゲームなので独り勝ちでゲームをするのではなく、パートナーをサポートするカードの出し方をするなどしながらゲームを進め、チームとして勝利することを目指しましょう。

基本ルール

「設定」で変更できるもの

こちらのゲームは「設定」から以下の項目の設定変更が可能です。

勝利条件7, 10, 15点先取
ランダムにチームを決める ☑を付けると「有効」、☑を外すと「無効」

有効にした場合以下の内容の設定変更を行えます。
「COM1」~「COM3」のプレイヤー名がランダムに割り当てられます。
COM1と
チームを組む
☑を付けると「有効」、☑を外すと「無効」

有効にした場合以下の内容の設定変更を行えます。
「COM1」のプレイヤー名から選んだ名称がパートナー名に表示されるか、
「COM1」の中からランダムに選ばれた名称が割り当てられます。

当サイトでの設定

トランプスタジアムのホイストでは、勝利チームには勝利回数によって以下のように得点が与えられます。

勝利回数得 点
71
82
93
104
115
126
137

カードの扱いと分類

このゲームでは切り札が毎ゲームごとに決められます。

切り札
場に出されたカード(台札)に於いて優先的な勝利が与えられるカードのことをさします。

例えば・・・
リードされたスートが手札に無いときに別のスートのカードを出しますが、この時「切り札」で指定されたスートのカードを出すと他のプレイヤーから出された台札の中で弱い数字でも勝利することができます。

  ただし、「切り札」スートのカードを出したプレイヤーが複数いる場合は下図の「カードの強さ」で紹介の強さが適応されます。
カードの強さ
(右に行くほど弱く、またさらに下へ行くほど弱い)
切り札のA > 切り札のK > 切り札のQ > 切り札のJ > 切り札の10 > 切り札の9 > 切り札の8 > 切り札の7 > 切り札の6 > 切り札の5 > 切り札の4 > 切り札の3 > 切り札の2 > 台札のA > 台札のK > 台札のQ > 台札のJ > 台札の10 > 台札の9 > 台札の8 > 台札の7 > 台札の6 > 台札の5 > 台札の4 > 台札の3 > 台札の2 > その他

● 出せるカードの制限
2番目以降のプレイヤーはリードされたカードと同じマークのカードを出さなければならない。
ただし、リードされたスート(マーク)のカードを、持っていない場合はどのカードを出してもOKです。

カード移動のルール

ゲーム開始前に「親」(ディーラー)を決めます。
次にチームの振り分けを行い、振り分けられたパートナーとともにゲームを進めていきます。

① チームを決めます

マークの違う4種類のAを裏向きに伏して用意します。
プレイヤーはそのAのカードを各1枚ずつ引き、マークの色を確認します。同じのマーク同士でチームとします。
(スペードを引いた人とクラブを引いた人、ハートを引いた人とダイヤを引いた人が同じチームになります。)

次にチーム別に向かい合って席に着きます。
※トランプスタジアムではプレイヤーの対面(画面上)を同じチームのメンバーとしています。


② 「切り札」

最後の1枚が必ず「親」に来るように「親」(ディーラー)がカードを裏向きに伏せて均等に配っていきます。
「親」は最後の1枚のカードを公開し、そのマークのカードが切り札となります。

切り札が決定したら、親の左隣のプレイヤーが「手札」から切り札のスート以外のカードを1枚出して(リード)、ゲームスタートとなります。
この1枚目に出されたカードが「台札」となります。

繰り返しになりますが、「台札」としての1枚目と最初の1巡だけは切り札と同じスート(マーク)のカードを出すことはできません。


「台札」が出されたら、時計回りに台札と同じマークのカードを出していきます。
ただし、台札と同じマークのカードを持っていない場合は、何を出しても構いません。

全員が1枚ずつカードを出したら一番強いカードを出したプレイヤーが出された台札を獲得します。
次順は前のゲームで勝った(台札を獲得した)プレイヤーからカードを出して同様に時計回りでゲームを進めていきます。

2巡目以降は前回の勝負で一番強いカードを出した人からカードを出していきます。


③ ゲームの終了

これを13回繰り返し、勝ちの多いチームの勝利となります。